猫神獣ののんびり旅
「ファイアードラゴンって強いの?」

「強いが…お前の敵じゃないだろう」

「じゃあやる! 戦う!」

「なら、書いてある場所に行け」


書いてある場所は…森の中!

ちょうど近くに通ってきた道があるし!


「よし、行ってくる!」

「気をつけろよ」

「うん!…転移(てんい)!」


さっき、ここに来たときと同じように目を閉じる。

そして、開くと…見覚えがある森の中にいた。

ここなら、ルプスを出してもいいかな。


「…ルプス~、出てきていいよ!」

『主、ファイアードラゴンを倒しに行くのか?』

「うん、依頼だもん!」

『…なら、俺に任せてくれないか?』
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