❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛 第二部六年後再会
「これぐらいじゃ死なねえよ、どこの誰かもわからねえやつに殴られて、命落とすなんて、ありえねえ」

「なんだと、俺様は青龍組若頭鬼畜匠だ」

「知らねえな」
「俺を馬鹿にしやがって」

鬼畜は力也を殴りつけた。

「ああ、いてねえ、こいつを殴っても面白くねえな」

鬼畜はひとみのロープを解いた。

ひとみは力也に駆け寄り、ハンカチで力也の口元の血を拭った。

鬼畜はひとみの胸ぐらを掴み、平手打ちをした。

「きゃあっ」

「てめえ、ひとみに手を出すんじゃねえ」

力也は鬼の形相になった。

鬼畜はもう一発ひとみを殴った。

「そいつは関係ねえだろ、殴るなら俺を殴れよ」

鬼畜は手下に指示をして、薬を持って来させた。

「ほら、これを飲めよ」

ひとみは薬を飲まされた。

頭がぼうっとして、身体が熱くなってきた。

「てめえ、ひとみに何を飲ませた」

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