孕むまでオマエを離さない~孤独な御曹司の執着愛~
軽く口付けし、海星さんが私を抱えて上がってくれる。
近くの椅子に座らせて身体を拭いてくれた。
浴衣は手を借りてなんとか着る。
「喉、乾いてるだろ」
「ありがとうございます」
座敷に戻り、私を座椅子に座らせて蓋を緩めた炭酸水のペットボトルを彼が渡してくれた。
ゆっくりとそれを傾ける。
乾いた身体にパチパチと弾ける炭酸水が染みていった。
「ごめん。
一生懸命、俺のに擦りつけて感じてる花音が可愛すぎて興奮した」
どさっと私に隣に海星さんが腰を下ろす。
「言わないでぇ……」
眼鏡が汚れるなどかまわず、手で顔を隠した。
さっきの痴態は思い出すだけで顔から火を噴きそうだ。
「そういう花音、可愛くてまたシたくなるんだけど」
「ひっ」
耳に口付けを落とされ、小さく悲鳴が漏れる。
「でもこれから長いからな。
少しゆっくりしよう」
海星さんも持ってきたペットボトルを開け、口をつけた。
まだ、この身籠もり旅行は始まったばかりだ。
彼の言うとおり、先は長い。
眼鏡を拭き、庭を散歩した。
「広いお庭ですね」
庭だけで軽く、大きめの競技場並みの広さがある。
近くの椅子に座らせて身体を拭いてくれた。
浴衣は手を借りてなんとか着る。
「喉、乾いてるだろ」
「ありがとうございます」
座敷に戻り、私を座椅子に座らせて蓋を緩めた炭酸水のペットボトルを彼が渡してくれた。
ゆっくりとそれを傾ける。
乾いた身体にパチパチと弾ける炭酸水が染みていった。
「ごめん。
一生懸命、俺のに擦りつけて感じてる花音が可愛すぎて興奮した」
どさっと私に隣に海星さんが腰を下ろす。
「言わないでぇ……」
眼鏡が汚れるなどかまわず、手で顔を隠した。
さっきの痴態は思い出すだけで顔から火を噴きそうだ。
「そういう花音、可愛くてまたシたくなるんだけど」
「ひっ」
耳に口付けを落とされ、小さく悲鳴が漏れる。
「でもこれから長いからな。
少しゆっくりしよう」
海星さんも持ってきたペットボトルを開け、口をつけた。
まだ、この身籠もり旅行は始まったばかりだ。
彼の言うとおり、先は長い。
眼鏡を拭き、庭を散歩した。
「広いお庭ですね」
庭だけで軽く、大きめの競技場並みの広さがある。