孕むまでオマエを離さない~孤独な御曹司の執着愛~
つらくてつらくて堪らないはずなのに、私の心は歓喜で震えていた。

……こんなに狂うほど、海星は私を想ってくれている。

それは無上の喜びだった。

「お願いっ、もう無理、無理だからっ!」

何度も達せさせられた身体がつらくて懇願する。

「なら、反省したのか?
反省するまでやめないからな」

「ごめんなさい、私が悪かった、からぁっ!」

もう何度目かの謝罪の言葉を口にしたものの。

「それはなんに対する謝罪だ?」

会話は堂々巡りし、海星がやめる様子はない。
きっと彼は、終わらせるつもりなどないのだ。

「あっ、あっ、ああーっ!」

もう何度目かわからない絶頂を迎え身体をガクガクと震わせるが、海星はかまわずに私を責め続ける。

……このままじゃ私、壊れる。

しかしそれはそれでいい気がしていた。

「ごめん……ごめんな……さい」

次第に私の声は絶え絶えになっていく。
もうとっくに限界を超えていた。

「だからそれはなんに対する謝罪だ?」

「それ……は……」

意識ももう、切れ切れになっていた。
気を失うまでもうさほど時間はないだろう。

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