孕むまでオマエを離さない~孤独な御曹司の執着愛~
おかげで気持ちはこれ以上ないほどすっきりしていた。

「いや、いい。
これからは俺と幸せになろうな」

ちゅっと軽く唇が重なる。
海星本部長は優しい。
私なんて社長になるための道具に過ぎないはずなのに、こんなに気遣って幸せにしてくれるという。
せめて私が早く身籠もって、彼を社長にしよう。
そう、誓った。
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