もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
「わたし、とうとうブチ切れちゃって。笹岡さんに直談判して、シンデレラ・プロジェクトの担当下ろしてもらいました。あの人をモデルなんかにして、本当に大丈夫なのかな。うちの評判落ちちゃうんじゃないかな」と心配顔だ。
「おい、あっちまで聞こえてきたけど、なんか、大変そうだな」
白石さんが注文したアイスコーヒーを運んできた。
「そうなんですよ、マスター。もう本当、いらいらすることばっかりで。外はくそ暑いしで、毎日へとへと」
「そんな頑張ってる常連さんへ特別サービス。ほら、アイスのっけてやったから」
「わ、ありがとうございます。ちょっと元気、出た」
「現金な奴だな」
白石さんは笑いながらカウンターに戻っていった。
あれ、律さん、わかりやすく顔を赤くしている。
ああ、彼女もマスター目当ての一人なのか。
今度、玲伊さんに聞いてみよう、白石さん、彼女いるかどうか。
もし、いなければ、キューピッド役をするのも悪くないかも。
「おい、あっちまで聞こえてきたけど、なんか、大変そうだな」
白石さんが注文したアイスコーヒーを運んできた。
「そうなんですよ、マスター。もう本当、いらいらすることばっかりで。外はくそ暑いしで、毎日へとへと」
「そんな頑張ってる常連さんへ特別サービス。ほら、アイスのっけてやったから」
「わ、ありがとうございます。ちょっと元気、出た」
「現金な奴だな」
白石さんは笑いながらカウンターに戻っていった。
あれ、律さん、わかりやすく顔を赤くしている。
ああ、彼女もマスター目当ての一人なのか。
今度、玲伊さんに聞いてみよう、白石さん、彼女いるかどうか。
もし、いなければ、キューピッド役をするのも悪くないかも。