もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
わたしはこぼれ出る声を抑えることはできない。
「ここだと声が響いて、うん、たまらない……よ」
「も……お、玲伊さん。お願い。そんなこと言わないで」
彼は真っ赤になって俯くわたしを立たせてから、自分も立ちあがった。
「……続きは部屋でしようか。このままだと、のぼせてしまいそうだしね」
そう言う彼の声も、劣情にかすれていた。
そのまま抱き上げられ、バスタオルで包まれ、隣の部屋のベッドに運ばれた。
そこはいつもの寝室ではなく、ゲストルーム。
濃紺のベッドカバーを乱暴にはぐると、彼はすぐにわたしに覆いかぶさってきた。
「ごめん、もっとゆっくり可愛がってあげたいんだけど……だめだ、今すぐ、欲しい……」
その余裕のなさがなぜかとても嬉しくて、はしたないと思いつつ、思いを素直に口にした。
「大丈夫……わたしも早く……玲伊さんが……欲しいから」
「優紀……」
咬むような口づけを施しながら、彼の手はわたしの脚にかかった。
少し前なら、とても考えられなかった。
けれど今は、もうわたしも彼を受け入れる準備がすっかりできていた。
「ここだと声が響いて、うん、たまらない……よ」
「も……お、玲伊さん。お願い。そんなこと言わないで」
彼は真っ赤になって俯くわたしを立たせてから、自分も立ちあがった。
「……続きは部屋でしようか。このままだと、のぼせてしまいそうだしね」
そう言う彼の声も、劣情にかすれていた。
そのまま抱き上げられ、バスタオルで包まれ、隣の部屋のベッドに運ばれた。
そこはいつもの寝室ではなく、ゲストルーム。
濃紺のベッドカバーを乱暴にはぐると、彼はすぐにわたしに覆いかぶさってきた。
「ごめん、もっとゆっくり可愛がってあげたいんだけど……だめだ、今すぐ、欲しい……」
その余裕のなさがなぜかとても嬉しくて、はしたないと思いつつ、思いを素直に口にした。
「大丈夫……わたしも早く……玲伊さんが……欲しいから」
「優紀……」
咬むような口づけを施しながら、彼の手はわたしの脚にかかった。
少し前なら、とても考えられなかった。
けれど今は、もうわたしも彼を受け入れる準備がすっかりできていた。