私の告白リベンジ!
「気持ちって…?」
「…蘭のことが好きってこと。あの頃も今も、ずっと」
一瞬、時が止まったような感覚に陥ってしまった。
はい…?
思わぬ柊斗からの告白に、開いた口がふさがらない私。
しかも。
「せっかく中学の時に戻ったから、今回はちゃんとオレから言いたかったんだ」
なんて、愛おしそうに私を見つめるものだから、ぐっと言葉に詰まってしまう。
「なんなのそれ…」
「…蘭?」
「私だって、ずっと柊斗のこと好きだったもん…!今回だって、告白のリベンジするつもりで…。っていうか、中学3年間、誰のせいで彼氏ができなかったと思ってんの!?」
気づけば、ガタッとその場に立ち上がり、勢いそのまま柊斗に向かってそう言い放っていた。
たぶん、当時言えなかった言葉が、想いが柊斗の告白をきっかけに溢れ出てしまったみたい。
私の勢いに呆気にとられた様子の柊斗は、目を大きく見開く。
しかし、次の瞬間には「ハハッ。それもオレのせいかよ」とおかしそうに笑っていて…。
「…〜っ。そうだよ!今まで告白だって断って…っ!」
そんな彼の様子に、ついムキになって口を滑らせたことに気づく。
「へぇ…?蘭モテるじゃん。ちなみに誰?オレの知ってるヤツ?」
ニコッと微笑んではいるものの、目の奥が笑っていない柊斗にゴクリと息を呑んだ。
「いや、えっと…。告白は気のせいだったかも…」
「さっきヒミツはなしって言ったの誰だったけ…?」
「そ、そうだけど…。というか、告白されたの中2と中3の時だし!まだノーカンだからね!?」
「…蘭のことが好きってこと。あの頃も今も、ずっと」
一瞬、時が止まったような感覚に陥ってしまった。
はい…?
思わぬ柊斗からの告白に、開いた口がふさがらない私。
しかも。
「せっかく中学の時に戻ったから、今回はちゃんとオレから言いたかったんだ」
なんて、愛おしそうに私を見つめるものだから、ぐっと言葉に詰まってしまう。
「なんなのそれ…」
「…蘭?」
「私だって、ずっと柊斗のこと好きだったもん…!今回だって、告白のリベンジするつもりで…。っていうか、中学3年間、誰のせいで彼氏ができなかったと思ってんの!?」
気づけば、ガタッとその場に立ち上がり、勢いそのまま柊斗に向かってそう言い放っていた。
たぶん、当時言えなかった言葉が、想いが柊斗の告白をきっかけに溢れ出てしまったみたい。
私の勢いに呆気にとられた様子の柊斗は、目を大きく見開く。
しかし、次の瞬間には「ハハッ。それもオレのせいかよ」とおかしそうに笑っていて…。
「…〜っ。そうだよ!今まで告白だって断って…っ!」
そんな彼の様子に、ついムキになって口を滑らせたことに気づく。
「へぇ…?蘭モテるじゃん。ちなみに誰?オレの知ってるヤツ?」
ニコッと微笑んではいるものの、目の奥が笑っていない柊斗にゴクリと息を呑んだ。
「いや、えっと…。告白は気のせいだったかも…」
「さっきヒミツはなしって言ったの誰だったけ…?」
「そ、そうだけど…。というか、告白されたの中2と中3の時だし!まだノーカンだからね!?」