私の告白リベンジ!
嬉しくてパァッと表情を明るくする私とは対照的に、和歌ちゃんは小さく首を傾げている。
そして。
「…えっと〜。ごめんね。あなた誰だっけ…?」
曖昧な笑みを浮かべ、私にそう尋ねてきた。
そっか、そうだよね…。
私が和歌ちゃんと仲良くなったのは2年生の時に同じクラスになってからだもん。
今の私とはまだ出会ってないし、知らないのは当たり前だ。
「あ…!えっと〜…。あの、私、咲倉蘭って言います。えっと宮川早紀ちゃんの友達で…。その早紀ちゃんから和歌…じゃなくて村田さんの話聞いたり、一緒に写ったプリクラとか見せてもらったことがあって…」
宮川咲希ちゃんと言うのは、私の小学校からの友達。
たしか和歌ちゃんとは習い事のピアノ教室が同じだったと、本人から聞いたことがある。
まぁ、実際にその話を早紀ちゃんから聞いたのは私が和歌ちゃんと仲良くなった中学2年生以降のことなんだけどね…。
でも、今回はその情報が大いに役に立った。
「誰、この子…?」と怪訝そうな表情を浮かべていた和歌ちゃんも、私が早紀ちゃんの名前を出した瞬間、態度が一変。
「あ、そうなんだ。早紀の友達ね!よろしく〜。私、村田和歌。南小だよ」
と、ニッコリ微笑んでくれたのだ。
そして。
「…えっと〜。ごめんね。あなた誰だっけ…?」
曖昧な笑みを浮かべ、私にそう尋ねてきた。
そっか、そうだよね…。
私が和歌ちゃんと仲良くなったのは2年生の時に同じクラスになってからだもん。
今の私とはまだ出会ってないし、知らないのは当たり前だ。
「あ…!えっと〜…。あの、私、咲倉蘭って言います。えっと宮川早紀ちゃんの友達で…。その早紀ちゃんから和歌…じゃなくて村田さんの話聞いたり、一緒に写ったプリクラとか見せてもらったことがあって…」
宮川咲希ちゃんと言うのは、私の小学校からの友達。
たしか和歌ちゃんとは習い事のピアノ教室が同じだったと、本人から聞いたことがある。
まぁ、実際にその話を早紀ちゃんから聞いたのは私が和歌ちゃんと仲良くなった中学2年生以降のことなんだけどね…。
でも、今回はその情報が大いに役に立った。
「誰、この子…?」と怪訝そうな表情を浮かべていた和歌ちゃんも、私が早紀ちゃんの名前を出した瞬間、態度が一変。
「あ、そうなんだ。早紀の友達ね!よろしく〜。私、村田和歌。南小だよ」
と、ニッコリ微笑んでくれたのだ。