私の告白リベンジ！
でも、すでにクラス分けの内容を知ってしまっている私。

和歌ちゃんと１年生では同じクラスになれないことがわかっているからこそ、少し反応に困ってしまう。

「まぁ、３クラスもあるし同じになれるかはわからないもんね〜。でも、違うクラスでも仲良くしてくれると嬉しいな」

和歌ちゃん…。

ニコッと優しい笑顔で、そんな嬉しいことを言ってくれる彼女に私はうるっと涙腺がゆるんだ。

「うん…！違うクラスでも絶対仲良くしてね!!」

「もちろんだよ〜」

目が覚めてから、不安でしたかたなかったけど、和歌ちゃんと仲良くなれたことでほんの少し気持ちが落ち着いたような気がする。

その後も、和歌ちゃんと楽しく話をしながら、歩いていると、いつの間にか中学校の校門前にたどり着いていた。

門をくぐった少し奥の校舎前に、人だかりができていて私は和歌ちゃんと顔を見合わせる。

「あの人だかり…。あ！蘭ちゃん、あっちの掲示板に貼られてるみたい。行ってみよ！」

「う、うん。そうだね」

はしゃぐ彼女の背中を追いかけて、私たちは、クラス分けが貼られた掲示板の方へと足を進めた。
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