私の告白リベンジ!
1組の教室が近づくにつれ、緊張のせいか、ドキドキと心臓が早鐘を打つ。
つい数週間前の記憶では中学3年生だった私にとって、今さら1年生の教室へ向かうのはやっぱり、不思議な気分。
赤やピンクのペーパーフラワーで、飾り付けられた廊下を進み、1年1組と掲げられたプレートを見つけ、私は小さく息をついた。
落ち着いて、蘭。いい?今の私は中学1年生。
同じ小学校だった子以外とは初対面よ。
だから、突然、名前を呼んだらさっきの和歌ちゃんみたいにビックリされちゃうから気をつけること…!
心の中でそう呟き、意を決した私はガラッと教室の扉を開ける。
すると。
「あ…!蘭ちゃんだ!おはよ〜。よかった〜私たち同じクラスだよ」
私の姿を見つけて、笑顔で駆け寄ってきてくれたのは小学校の時同じクラスだった池田葉月(はづき)ちゃんだ。
サラッと綺麗な背中まである黒髪をなびかせ、頭には赤いカチューシャをはめている。
白い肌にバラ色の頬。黒目が大きなパッチリとした二重。小学校の頃は白雪姫みたいだよね〜と噂だった美少女だ。
私が葉月ちゃんと同じクラスだったのは、中学1年生の時だけ。しかも、途中から仲良くしてたメンバーが変わっちゃって、学年が上がるごとに疎遠になっていったんだよね〜。
まぁ、廊下ですれ違う時に挨拶する程度の仲ってやつ?
「葉月ちゃんだ…!?わ、懐かしい〜。久しぶり!元気してた?」
そのためか、ついテンションが上がってしまい…。
「…?う、うん。懐かしいかな?てか、先週末、皆で一緒に遊んだよ?」
と、彼女を困惑させてしまった。
つい数週間前の記憶では中学3年生だった私にとって、今さら1年生の教室へ向かうのはやっぱり、不思議な気分。
赤やピンクのペーパーフラワーで、飾り付けられた廊下を進み、1年1組と掲げられたプレートを見つけ、私は小さく息をついた。
落ち着いて、蘭。いい?今の私は中学1年生。
同じ小学校だった子以外とは初対面よ。
だから、突然、名前を呼んだらさっきの和歌ちゃんみたいにビックリされちゃうから気をつけること…!
心の中でそう呟き、意を決した私はガラッと教室の扉を開ける。
すると。
「あ…!蘭ちゃんだ!おはよ〜。よかった〜私たち同じクラスだよ」
私の姿を見つけて、笑顔で駆け寄ってきてくれたのは小学校の時同じクラスだった池田葉月(はづき)ちゃんだ。
サラッと綺麗な背中まである黒髪をなびかせ、頭には赤いカチューシャをはめている。
白い肌にバラ色の頬。黒目が大きなパッチリとした二重。小学校の頃は白雪姫みたいだよね〜と噂だった美少女だ。
私が葉月ちゃんと同じクラスだったのは、中学1年生の時だけ。しかも、途中から仲良くしてたメンバーが変わっちゃって、学年が上がるごとに疎遠になっていったんだよね〜。
まぁ、廊下ですれ違う時に挨拶する程度の仲ってやつ?
「葉月ちゃんだ…!?わ、懐かしい〜。久しぶり!元気してた?」
そのためか、ついテンションが上がってしまい…。
「…?う、うん。懐かしいかな?てか、先週末、皆で一緒に遊んだよ?」
と、彼女を困惑させてしまった。