私の告白リベンジ!
「ミアちゃん、南ちゃん。私も同じクラスでうれしいよ〜」

2人にそう声を掛ける私に向かって。

「そういえば蘭ちゃん、クラスの座席表が黒板の前に貼ってあったから、見てきなよ〜」

ミアちゃんがそう教えてくれた。

座席表か…。

私は、その言葉を聞いて、3人に気づかれないようにギュッと拳を握りしめる。

「…あ、そうなんだ。ミアちゃん、教えてくれてありがとう。私、ちょっと見てくるね…!」

笑顔で返答し、黒板の方へと向かう私の心は、どこかうわの空で。

正直、座席表を見なくても自分の席はわかっていた。

だって、私と柊斗が仲良くなるきっかけになったのが、入学した時の席が隣だったからだもん。

忘れたくても、忘れられないよね…。

1番窓側の端の席、そこが柊斗の席だった。

…やっぱり、私の席は柊斗の隣みたい。

黒板に貼られた座席表を確認し、そこに書かれている内容が私の記憶と合致したのを見て、スッと目を細める。

…本当になんで、こんなことになっちゃったんだろう。

イマイチ、タイムリープした原因だってよくわかってないのに。
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