私の告白リベンジ!
周りもあまりに長い話に集中力が切れてきたのか、ウトウトしている子もちらほら目についた。
「――では、新1年生のみなさん、楽しい学校生活を過ごしてください」
――パチ、パチ。
まばらな拍手とともに、ようやく校長先生の話が終わる。
入学式も残すところは新入生退場のみだ。
「新入生、退場。1年3組」
そうそう。うちの学校って、退場の時は3組からだったよね〜。
司会の先生の言葉とほぼ同時に、3組の生徒が立ち上がり、後ろの生徒から順番に体育館をあとにする。
「1年1組」
そして、最後に1組が呼ばれ、私も待ってましたとばかりにスッと腰を上げた。
バレない程度に伸びをし、同じ姿勢で座って固まった身体をほぐすと、前の人の歩き出しに合わせて足を出す。
パチパチと体育館内に響く拍手の音は、私達が体育館を出ていってからもしばらく続いていた―。
はぁ…。やっと、ひと息つけると思ったけど…。
私としては教室にいるのが1番緊張するよ。
その後、特に問題なく、教室までたどり着いた私達は、おのおの自分の席へと戻って行く。
そう、つまり、私は柊斗の隣の席へ…。
「――では、新1年生のみなさん、楽しい学校生活を過ごしてください」
――パチ、パチ。
まばらな拍手とともに、ようやく校長先生の話が終わる。
入学式も残すところは新入生退場のみだ。
「新入生、退場。1年3組」
そうそう。うちの学校って、退場の時は3組からだったよね〜。
司会の先生の言葉とほぼ同時に、3組の生徒が立ち上がり、後ろの生徒から順番に体育館をあとにする。
「1年1組」
そして、最後に1組が呼ばれ、私も待ってましたとばかりにスッと腰を上げた。
バレない程度に伸びをし、同じ姿勢で座って固まった身体をほぐすと、前の人の歩き出しに合わせて足を出す。
パチパチと体育館内に響く拍手の音は、私達が体育館を出ていってからもしばらく続いていた―。
はぁ…。やっと、ひと息つけると思ったけど…。
私としては教室にいるのが1番緊張するよ。
その後、特に問題なく、教室までたどり着いた私達は、おのおの自分の席へと戻って行く。
そう、つまり、私は柊斗の隣の席へ…。