私の告白リベンジ!
「あ、ゴメンね!和歌ちゃんってばタイムリープ前の時も、今と全くおんなじ反応してたの思い出しちゃって」

「そうだったの?ねぇ、私と蘭ちゃん、本当だったら中学2年生の時に同じクラスになって仲良くなるんだよね?その辺の話も詳しく聞きたいな〜」

「うん!もちろんだよ〜。そうだなぁ、私が和歌ちゃんと話すようになったのはね――」

そこからの時間は、和歌ちゃんとの思い出話に花を咲かせた。
 
話すようになったきっかけ。

和歌ちゃんが落ち込んでる私を励ましてくれたこと。

一緒に行った京都での修学旅行。

話し始めるととまらなくて…。

「ふふっ。なんか今さらかもしれないけど…。蘭ちゃんの記憶の中の私みたいに、今の私も"蘭"って下の名前で呼んでもいい?」

そう言われた時は、「もちろんだよ…!」と大きく何度も首を縦に振ってしまったくらい。

「じゃあ、蘭、改めてこれからよろしくね。私もできる限り蘭が元の時代に戻れるよう手助けさせて?」

「…うっ、和歌ちゃ〜ん。本当にありがとう〜。大好きー!」
 
「はいはい。私も蘭のこと大好きだよ〜」

感極まって勢いよくガバッと抱きついた私を受け止め、ポンポンと優しく背中をさすってくれた彼女に。

…和歌ちゃんがいてくれて本当によかった。

私は改めてそう思ったのだった――。
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