私の告白リベンジ!
そういう私も、今日は少しだけ可愛い格好がしたいと、実は、昨日和歌ちゃんに相談していて…。

『うん!その服、すっごく似合ってるよ〜!ばっちり!明日楽しんできなね?』

と、からかわれつつも彼女のお墨付きをもらっていた。

淡いブルーのサマーニットに、白のフリルがあしらわれた足首までの長さのスカート。

スカートに合わせた厚底の白のスニーカーは当時のお気に入りだ。

う〜ん。でも本当の私だったら、もっと大人っぽく髪を巻いたりできたのになぁ…。

中学1年生の時点では、ボブヘアの私。ヘアアレンジがあんまりできなくて残念だ。

とりあえず、毛先だけ外ハネにはしてみたけど…。柊斗どう思ってるかな?

反応が気になってちらりと、視線を柊斗に向けてみた。

「へぇ…。そういう格好も似合ってんじゃん」

「…ッ!?」

目があった瞬間、フッと笑ってそんなことを言う彼に私はカッと目を見開く。

信じられない…。柊斗がそんなこと言うなんて…。

過去、数え切れないくらい私服で遊んできたけど、面と向かってそんなことを言われたのは初めてで、私は戸惑いを隠しきれなかった。

「あ、ありがとう…」

恥ずかしさから蚊の鳴くような声しか出てこなくて、同時にカーッと頬に熱が集中していくのが自分でもわかる。
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