私の告白リベンジ!
和歌ちゃんの中で99%とはいったいどこから持ってきたパーセンテージなのだろう。

ていうか、残り1%は…?

なんて、内心思いつつ、私も大きく頷いた。

「やっぱりそうだよね…。でも、タイムリープ前に、葉月ちゃんが柊斗のこと好きだなんて聞いたことなかったし、なんならそこまで関わりを持ってなかった気がするの。何で急にこんな展開になっちゃったんだろう」

「まぁ…。タイムリープした蘭がここにいるって言う時点で、前とは違うわけでしょ?私と仲良くなるのも本当は中学2年生の時って言ってたし…。色々、時間とかタイミングが早まったり、未来が変化してるってことは考えられない?」

ふいに和歌ちゃんの口から出てきた言葉に私は考え込む。

考えないようにしてはいたけど、やっぱり私が知っている未来と変わっていってしまってるのかな…?

その時、ふと私はある出来事を思い出す。

そういえば、一時期、理由はわからなかったけど、柊斗がよそよそしくなったことがあったよね。

たしか、それは中学1年生の年末くらいのこと。

年末年始は、母方の実家に帰るって柊斗が言ってたから、冬休みは特に遊んだりすることもなかった私たち。

そして冬休みが明け、始業式。学校で会った柊斗は…。

『あ!柊斗、あけましておめでとう〜。今年もよろしくね』

『あ、あぁ…。よろしく』

…??

なぜかその日1日、心ここにあらずっていう感じで様子がかなり、おかしかった。
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