私の告白リベンジ!
最初は横並びに、走り出した柊斗と岡くん。
さらに、ほぼ同時にお題が書かれたカードを拾っている姿が目に飛び込んでくる。
2人とも何を引いたんだろう…??
ワクワクして、私が2人の様子を見守っていた時だった。
あれ?
…ん?
んん…!?
なんか2人とも真っ直ぐこっちに向かって走って来てない?
カードを確認した瞬間、柊斗も岡くんも白組の応援席に向かって走ってくるものだから私は小さく目を見開く。
どうやら2人とも、白組の応援席にカードに書かれたお題の相手がいるみたいだ。
前の席に座っている女子2人も「え?うちらじゃない?」とキャッキャッと色めきだっている中。
2人は前の彼女たちをスルーして、私の前で立ち止まると…。
「咲倉、一緒に来て」
「咲倉ちゃん、ごめん!一緒に来てくれる?」
そう言って、手を差し出してきた。
「え、わ、私…?」
動揺を隠せず、声が上ずる私をよそに。
「…は?健太朗も、咲倉…?お前は他あたれよ」
「いやいや、オレのお題は確実に咲倉ちゃんじゃなきゃ、ダメなんだって!」
と、彼らは2人で言い争いを初めてしまう始末。
「ふ、ふたりともとりあえず落ち着いて…」
男子2人に「一緒に来て」と言われる少女漫画みたいなシチュエーションに、白組応援席もざわついているし…。
「つか、柊斗は、お題なんだったんだよ?ちなみに、オレは【親友が一番仲良しな異性】だから!咲倉ちゃんしかいねーだろ??」
ピタリ。
岡くんの言葉に、柊斗の身体がかたまった。
そして、数秒の沈黙のあと。
「オレのは……っ。いいから、こっちだって咲倉じゃなきゃダメなんだ」
ドキン―。
さらに、ほぼ同時にお題が書かれたカードを拾っている姿が目に飛び込んでくる。
2人とも何を引いたんだろう…??
ワクワクして、私が2人の様子を見守っていた時だった。
あれ?
…ん?
んん…!?
なんか2人とも真っ直ぐこっちに向かって走って来てない?
カードを確認した瞬間、柊斗も岡くんも白組の応援席に向かって走ってくるものだから私は小さく目を見開く。
どうやら2人とも、白組の応援席にカードに書かれたお題の相手がいるみたいだ。
前の席に座っている女子2人も「え?うちらじゃない?」とキャッキャッと色めきだっている中。
2人は前の彼女たちをスルーして、私の前で立ち止まると…。
「咲倉、一緒に来て」
「咲倉ちゃん、ごめん!一緒に来てくれる?」
そう言って、手を差し出してきた。
「え、わ、私…?」
動揺を隠せず、声が上ずる私をよそに。
「…は?健太朗も、咲倉…?お前は他あたれよ」
「いやいや、オレのお題は確実に咲倉ちゃんじゃなきゃ、ダメなんだって!」
と、彼らは2人で言い争いを初めてしまう始末。
「ふ、ふたりともとりあえず落ち着いて…」
男子2人に「一緒に来て」と言われる少女漫画みたいなシチュエーションに、白組応援席もざわついているし…。
「つか、柊斗は、お題なんだったんだよ?ちなみに、オレは【親友が一番仲良しな異性】だから!咲倉ちゃんしかいねーだろ??」
ピタリ。
岡くんの言葉に、柊斗の身体がかたまった。
そして、数秒の沈黙のあと。
「オレのは……っ。いいから、こっちだって咲倉じゃなきゃダメなんだ」
ドキン―。