私の告白リベンジ!
9.葉月ちゃんの本性
『生徒のみなさんにお知らせいたします。ただ今の競技をもちまして、昼休憩となります。13時半より、午後の競技が始まりますので各自応援席にお集まりください。繰り返しご連絡します――。また、現在の中間得点数を発表します。白組423点、青組418点、赤組430点です。午後の競技も頑張りましょう…!』
その後、体育祭実行委員のミーティングがある柊斗と別れ、応援席に戻っていると、昼休憩のアナウンスが流れてきた。
さらに、現在の中間得点数もいっしょに発表される。
「えー。白組負けてるの?」
「でも、まだ7点差じゃん。午後の競技のが得点高いって噂だし十分追いつけるんじゃない?」
「そうそう。午後で他の組に差をつければいいんだよ〜」
応援席では、クラスメイト達もそんな話をしながら各々、お弁当やお菓子やらを準備し始めていた。
和歌ちゃん、中庭で食べようって行ってたから早く行かなきゃ…!
お昼は、和歌ちゃんに誘われていた私。
急いで木陰に置いていた保冷バッグを手に取った時だった。
「ねぇ、蘭ちゃん?私たちちょっと話したいことがあるんだけど少しいいかな?」
「ミアちゃん…?南ちゃん??」
声をかけてきたのは、葉月ちゃんと仲良しのミアちゃんたち。
予想外の声かけに、私は内心小さく首をひねる。
最近、ミアちゃんたちから接触してくることってほとんどなかったのに、どうしたんだろう…?
その後、体育祭実行委員のミーティングがある柊斗と別れ、応援席に戻っていると、昼休憩のアナウンスが流れてきた。
さらに、現在の中間得点数もいっしょに発表される。
「えー。白組負けてるの?」
「でも、まだ7点差じゃん。午後の競技のが得点高いって噂だし十分追いつけるんじゃない?」
「そうそう。午後で他の組に差をつければいいんだよ〜」
応援席では、クラスメイト達もそんな話をしながら各々、お弁当やお菓子やらを準備し始めていた。
和歌ちゃん、中庭で食べようって行ってたから早く行かなきゃ…!
お昼は、和歌ちゃんに誘われていた私。
急いで木陰に置いていた保冷バッグを手に取った時だった。
「ねぇ、蘭ちゃん?私たちちょっと話したいことがあるんだけど少しいいかな?」
「ミアちゃん…?南ちゃん??」
声をかけてきたのは、葉月ちゃんと仲良しのミアちゃんたち。
予想外の声かけに、私は内心小さく首をひねる。
最近、ミアちゃんたちから接触してくることってほとんどなかったのに、どうしたんだろう…?