夢の中でもいいからあなたに会いたい
プロローグ
どうして、こんな所にいるの?
おばあちゃんにあたる島袋梅子
沖縄。
空は敵の戦闘機が飛び、海は敵の戦艦だらけ。
そいつらは女子供、関係無く、攻撃する。
トドメは昭和20年。
辛い自分になるの
こんな目に遭うの!
ふざけんじゃないわよ
怒りを込めて拳で地面を叩く
何でこんな目に遭わなきゃいけないの!
ただ、修学旅行に来ただけなのに
嫌だ、嫌だ、嫌だ!
「自由びんちょうーし過ぐしぶさん!」
「うんじゆぬぐの」
自由に勉強して過ごしたい
自由にびんちょ-し過ぐしぶさん
「きゃ!」
しがみつく。
うにげー、わんくぬ時んかい
「お願い、私をこの時代….」
何語を話してるのもうやめて!
第一章 命動
6月18日
「結那、起きな、着陸するからシートベルトを付けなってさ」
月影菊里に肩を揺すられ目覚めた。
「え、もう着くの変な夢見て心臓のドキドキが
止まらない」
「こんな時間で夢見てたの?」
「知らない女の子が私は生きたいとか、あなたになりたいか理由のわからないことを言うのよ」
「本当に変な夢ね」
「でしょう!」
分かつてもらえた。
飛行機の窓を覗くと沖縄の海が迫ってきた。
おもわず感動してしまう。
菊里、来たよ、来たよ
聖督高校女子部修学旅行の沖縄
軽い足取りで飛行機を降り那覇空港に入る。
「空港に来たのは生まれて初めてなんだ 羽田空港も広いけど那覇空港も広っろい」
隣の祈莉が
「結那は小学生なの、大声で騒がない恥ずかしい 」
そんな注意は無視、
「5分近く歩いてるのに、まだ外に出られない それに祈里は口うるさいお母さんですか?」
呆れた顔で
「その言い方が子供なの」
うるさいなあと思いつつ後が恐いから
「ハイ、ハイ、分かりました」
空港内は見たことないお土産が揃う店をキョロキョロ覗き込む。
不意に引率の担任中野が
「コラ!妃莉華結那、よそ見をするな、この旗を目印につてこい 」
「ハ~イ」とすかさず返事。
真っ黒な長髪を指でかき上げ細緑メガネを指ではさみ上げ勝ち誇ったように
「ほら、怒られた結那はお子ちゃまね 」
得意の上から目線か、
「祈里は人を見下すのが悪い性格だよ~」
「ふふん、見下すのでなく事実を言っただけよ 」
ググツ、言い負かされたの。
やっと、空港の外に出ると沖縄の真夏の日差しが出迎えた。
お出迎えの真夏の太陽、眩しい。
「日差しが凄いわ、すぐに焼けそう」
担任に連れら、お目当ての観光バスに到着。
急いで乗り込む。
涼しい空気が充満したバズの席に座ると二人同時にふぅ~と一息つく。
「沖縄はもう真夏なのね暑いのは苦手なのよ、最悪」
「せっかくの沖縄旅行なんだから~我慢してよ」
「暑いものは、暑いの」
祈里は暑さにめちゃ弱いね!
どうして、こんな所にいるの?
おばあちゃんにあたる島袋梅子
沖縄。
空は敵の戦闘機が飛び、海は敵の戦艦だらけ。
そいつらは女子供、関係無く、攻撃する。
トドメは昭和20年。
辛い自分になるの
こんな目に遭うの!
ふざけんじゃないわよ
怒りを込めて拳で地面を叩く
何でこんな目に遭わなきゃいけないの!
ただ、修学旅行に来ただけなのに
嫌だ、嫌だ、嫌だ!
「自由びんちょうーし過ぐしぶさん!」
「うんじゆぬぐの」
自由に勉強して過ごしたい
自由にびんちょ-し過ぐしぶさん
「きゃ!」
しがみつく。
うにげー、わんくぬ時んかい
「お願い、私をこの時代….」
何語を話してるのもうやめて!
第一章 命動
6月18日
「結那、起きな、着陸するからシートベルトを付けなってさ」
月影菊里に肩を揺すられ目覚めた。
「え、もう着くの変な夢見て心臓のドキドキが
止まらない」
「こんな時間で夢見てたの?」
「知らない女の子が私は生きたいとか、あなたになりたいか理由のわからないことを言うのよ」
「本当に変な夢ね」
「でしょう!」
分かつてもらえた。
飛行機の窓を覗くと沖縄の海が迫ってきた。
おもわず感動してしまう。
菊里、来たよ、来たよ
聖督高校女子部修学旅行の沖縄
軽い足取りで飛行機を降り那覇空港に入る。
「空港に来たのは生まれて初めてなんだ 羽田空港も広いけど那覇空港も広っろい」
隣の祈莉が
「結那は小学生なの、大声で騒がない恥ずかしい 」
そんな注意は無視、
「5分近く歩いてるのに、まだ外に出られない それに祈里は口うるさいお母さんですか?」
呆れた顔で
「その言い方が子供なの」
うるさいなあと思いつつ後が恐いから
「ハイ、ハイ、分かりました」
空港内は見たことないお土産が揃う店をキョロキョロ覗き込む。
不意に引率の担任中野が
「コラ!妃莉華結那、よそ見をするな、この旗を目印につてこい 」
「ハ~イ」とすかさず返事。
真っ黒な長髪を指でかき上げ細緑メガネを指ではさみ上げ勝ち誇ったように
「ほら、怒られた結那はお子ちゃまね 」
得意の上から目線か、
「祈里は人を見下すのが悪い性格だよ~」
「ふふん、見下すのでなく事実を言っただけよ 」
ググツ、言い負かされたの。
やっと、空港の外に出ると沖縄の真夏の日差しが出迎えた。
お出迎えの真夏の太陽、眩しい。
「日差しが凄いわ、すぐに焼けそう」
担任に連れら、お目当ての観光バスに到着。
急いで乗り込む。
涼しい空気が充満したバズの席に座ると二人同時にふぅ~と一息つく。
「沖縄はもう真夏なのね暑いのは苦手なのよ、最悪」
「せっかくの沖縄旅行なんだから~我慢してよ」
「暑いものは、暑いの」
祈里は暑さにめちゃ弱いね!
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