このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
「…あのっ、名取結弦さんですよね!その人は1人で大丈夫ですから、あたしといっしょに――」

「申し訳ございませんが、僕は一旦ここで失礼します」


名取くんは愛理さんの誘いを断ると、わたしを抱えたままパーティー会場をあとにしたのだった。
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