このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
「…名取くん、ずっとここにいてくれてたの?」
「当たり前だろ…。澪の意識がないっていうのに、仕事なんて手につかないよ」
名取くんは、どうやらあのあと車でわたしを近くの病院まで連れていってくれたらしい。
「でも、…ごめん。会社には、澪が目を覚ましたら戻るとは伝えてあるから、そろそろ行かないと…」
「ううん、謝らないでっ…。わたしのほうこそ、迷惑かけちゃって…ごめんね」
「いいんだよ、そんなこと。…これ、俺の名刺。体調が心配だから、落ち着いたらここの連絡先にメッセージ送って」
そう言って、名取くんは名刺を床頭台に置いた。
「…澪、働きすぎじゃないのか?少し休みをもらったらどうだ?」
「そう…だね。お父さんに話してみるよ」
わたしは心配かけさせまいと、無理に笑ってみせる。
「当たり前だろ…。澪の意識がないっていうのに、仕事なんて手につかないよ」
名取くんは、どうやらあのあと車でわたしを近くの病院まで連れていってくれたらしい。
「でも、…ごめん。会社には、澪が目を覚ましたら戻るとは伝えてあるから、そろそろ行かないと…」
「ううん、謝らないでっ…。わたしのほうこそ、迷惑かけちゃって…ごめんね」
「いいんだよ、そんなこと。…これ、俺の名刺。体調が心配だから、落ち着いたらここの連絡先にメッセージ送って」
そう言って、名取くんは名刺を床頭台に置いた。
「…澪、働きすぎじゃないのか?少し休みをもらったらどうだ?」
「そう…だね。お父さんに話してみるよ」
わたしは心配かけさせまいと、無理に笑ってみせる。