Cotton Candy.
「あれ、佐久間くん訪問…、」
バタバタとしたくをする瀬那を横目に彼女から引き継いだ書類の最終確認をしていると、ちょうど外回りから帰ってきた綿谷さんが佐久間くんの姿を見つけて、なぜまだいるのか、という表情で声をかける。
それにすかさず瀬那が応えた。
「ごめんなさい! 私が忘れてました!!」
「…おーい。」
「大丈夫です! 近道知ってるんで!!」
「まあいいや、佐久間くんのことよろしくねー。」
「任せてください!」
ここまでの過程にはやや不安はあるが、もちろん瀬那には任されるだけの理由があるし、「任せてください」、なんてセリフだって、言えてしまうだけの自信が彼女にはあって当然なのだ。
…それが瀬那、だし。
「じゃ、お疲れさまです! いってきまーす!!」
「いってきます。」
バタバタとしたくをする瀬那を横目に彼女から引き継いだ書類の最終確認をしていると、ちょうど外回りから帰ってきた綿谷さんが佐久間くんの姿を見つけて、なぜまだいるのか、という表情で声をかける。
それにすかさず瀬那が応えた。
「ごめんなさい! 私が忘れてました!!」
「…おーい。」
「大丈夫です! 近道知ってるんで!!」
「まあいいや、佐久間くんのことよろしくねー。」
「任せてください!」
ここまでの過程にはやや不安はあるが、もちろん瀬那には任されるだけの理由があるし、「任せてください」、なんてセリフだって、言えてしまうだけの自信が彼女にはあって当然なのだ。
…それが瀬那、だし。
「じゃ、お疲れさまです! いってきまーす!!」
「いってきます。」