筋肉フェチ聖女はゴリラ辺境伯と幸せを掴む
健康管理
「ローズ様、訓練中に火傷したので治療してください」
「ええ、すぐに治すわ」
「すみません。腕を切断したので治してください」
「え!? 何故訓練でこんな事態に? 治せるけど……」
「ローズ様ー! 向こうで心肺停止の人間が」
「どーしてそんな事態になるのよおぉぉッ!?」
決めました。私、治療室ではなくて訓練場で居座る事にします。その方が素敵な筋肉を眺めやすいというのもあるけど、何が何でも怪我人が多すぎる。ここは戦場では無いのに何故こうも怪我人が続出するのか。
軍に所属する皆様の健康管理を始めて早一ヶ月。サイモン様が「簡単な仕事」と言っていたから油断していたが、かなり忙しい。今までどうやっていたのだろう。
サイモン様に相談すると「ローズ様に話し掛けたくて怪我も厭わず訓練しているだけでしょう。一ヶ月もすれば落ち着くはずです」と、どうにもならないアドバイスを貰った。そして約一ヶ月経ったが落ち着く気配はない。
「ええ、すぐに治すわ」
「すみません。腕を切断したので治してください」
「え!? 何故訓練でこんな事態に? 治せるけど……」
「ローズ様ー! 向こうで心肺停止の人間が」
「どーしてそんな事態になるのよおぉぉッ!?」
決めました。私、治療室ではなくて訓練場で居座る事にします。その方が素敵な筋肉を眺めやすいというのもあるけど、何が何でも怪我人が多すぎる。ここは戦場では無いのに何故こうも怪我人が続出するのか。
軍に所属する皆様の健康管理を始めて早一ヶ月。サイモン様が「簡単な仕事」と言っていたから油断していたが、かなり忙しい。今までどうやっていたのだろう。
サイモン様に相談すると「ローズ様に話し掛けたくて怪我も厭わず訓練しているだけでしょう。一ヶ月もすれば落ち着くはずです」と、どうにもならないアドバイスを貰った。そして約一ヶ月経ったが落ち着く気配はない。