大好きだったきみに、宛てた手紙
菜之花、僕は、大好きだったきみに、あてた手紙は届いただろうか。
今まで、ありがとう。
さようならー。
今まで、ありがとう。
さようならー。
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「わたしと擬似恋人。
やろうよー」
わたしは、嘘でも良いから最後の年恋をしたかった。
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本当は、君を心から愛していたんです。
「これっ…!」
それは、きみが最後に遺した俺宛のものでしたー。
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「あれー?私、今ここで何をしているのー?ここはどこー?」
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なんでー?
私、本当にどうしたのー?
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