パパになった消防士は初恋妻を燃え滾る愛で守り貫く
「ママ!」
ちょうど、橋本さんに手を引かれた息子が帰ってくる。
「はしご車、でかいー! びっくりー!」
少ない語彙力で、とても楽しかったことを教えてくれる息子に、笑みが漏れる。
「このお兄さんは、はしご車の運転もできるんだよ?」
橋本さんがそう言って、大輝を指差す。
「すごいねー!」
言われると、大輝はその場にしゃがんで息子の頭を撫でた。
「颯麻くんも、大きくなって消防隊員になったら、ぜひ機関員として働いてな! そうしたら運転できるから」
「やるー!」
「言ったな! 待ってるからな!」
大輝はそう言うと、息子に向かって敬礼を切る。
息子は、嬉しそうに笑って、大輝に敬礼を返した。
ちょうど、橋本さんに手を引かれた息子が帰ってくる。
「はしご車、でかいー! びっくりー!」
少ない語彙力で、とても楽しかったことを教えてくれる息子に、笑みが漏れる。
「このお兄さんは、はしご車の運転もできるんだよ?」
橋本さんがそう言って、大輝を指差す。
「すごいねー!」
言われると、大輝はその場にしゃがんで息子の頭を撫でた。
「颯麻くんも、大きくなって消防隊員になったら、ぜひ機関員として働いてな! そうしたら運転できるから」
「やるー!」
「言ったな! 待ってるからな!」
大輝はそう言うと、息子に向かって敬礼を切る。
息子は、嬉しそうに笑って、大輝に敬礼を返した。