久我くん、聞いてないんですけど?!
今年展開する予定の夏の新商品をザッと紹介すると、店長は資料に目を通しながら相槌を打つ。
「なるほどー。うちはオフィス街にある訳じゃないから、お子様連れも多いの。だからバニラやサイダーのフローズンや、いちごミルクのクラッシュアイスも売れると思う。バナナミルクは、私はパスかな」
「あ、やっぱり?松浦さんもバナナミルクはお腹に来ます?」
「うん、来る。きっと来る」
「ですよねー!恐ろしい、あのビッグウェーブが…」
そこまで言った時、ふいに私のお腹にそのウェーブがやって来た。
「来たー!店長、トイレ借ります!」
「あら、お大事にー」
結局私はその後も、戻って来てはまた波に襲われ、また駆け込んではヘロヘロで戻って来るのを3回繰り返した。
「なるほどー。うちはオフィス街にある訳じゃないから、お子様連れも多いの。だからバニラやサイダーのフローズンや、いちごミルクのクラッシュアイスも売れると思う。バナナミルクは、私はパスかな」
「あ、やっぱり?松浦さんもバナナミルクはお腹に来ます?」
「うん、来る。きっと来る」
「ですよねー!恐ろしい、あのビッグウェーブが…」
そこまで言った時、ふいに私のお腹にそのウェーブがやって来た。
「来たー!店長、トイレ借ります!」
「あら、お大事にー」
結局私はその後も、戻って来てはまた波に襲われ、また駆け込んではヘロヘロで戻って来るのを3回繰り返した。