意地悪なクラスメイトが、最近甘くて困ってます
海斗くん、『これからはもう、希空と必要以上に関わったりしない』って、そんなの嫌だよ。
私はこれからもずっと、海斗くんと一緒にいたいのに。
「海斗くん、待って……!」
私は、咄嗟に海斗くんを追いかけようとしたけれど。
「希空ちゃんっ!」
私は陸斗くんに、後ろから腕を掴まれてしまった。
「希空ちゃん、行かないで……」
陸斗くんが、後ろから私をぎゅうっと抱きしめてくる。