御曹司からの切望プロポーズ~妖艶で蠱惑的な瞳に迫られました~
「愛してるよ、奈瑠」
「私も、佑利さんが好きです」
花束を抱える私を丸ごと囲うように佑利さんがやさしく抱きつく。
ドキンとひとつ大きく胸が高鳴った次の瞬間には、彼の顔が近づいてきて唇を奪われていた。
愛情のこもったしっとりとしたキスが濃厚で、全身の力が抜けそうになる。
彼ほど真剣に愛を伝えてくれる人はほかにいない。
愛されるよろこびを、佑利さんが教えてくれたのだ。
「しっかり受け止めるから、奈瑠は俺に身をゆだねて幸せになればいい」
まるで魔法がかかったように彼の言葉が甘美で、照れながらコクリとうなずいた。
「こっちは食事のあとで」
そう言って、彼が私の左手の薬指を意味深に撫でる。
赤くなった顔を近づけて微笑み合ったあと、私たちは車に乗り込んだ。
きっと、離れられないのは私も同じ。
彼の深い溺愛の沼に入り込んでしまったのだから、心地よくてそこからはもう抜け出せないだろう。
――――END.
「私も、佑利さんが好きです」
花束を抱える私を丸ごと囲うように佑利さんがやさしく抱きつく。
ドキンとひとつ大きく胸が高鳴った次の瞬間には、彼の顔が近づいてきて唇を奪われていた。
愛情のこもったしっとりとしたキスが濃厚で、全身の力が抜けそうになる。
彼ほど真剣に愛を伝えてくれる人はほかにいない。
愛されるよろこびを、佑利さんが教えてくれたのだ。
「しっかり受け止めるから、奈瑠は俺に身をゆだねて幸せになればいい」
まるで魔法がかかったように彼の言葉が甘美で、照れながらコクリとうなずいた。
「こっちは食事のあとで」
そう言って、彼が私の左手の薬指を意味深に撫でる。
赤くなった顔を近づけて微笑み合ったあと、私たちは車に乗り込んだ。
きっと、離れられないのは私も同じ。
彼の深い溺愛の沼に入り込んでしまったのだから、心地よくてそこからはもう抜け出せないだろう。
――――END.