空色の手紙は執着愛の証 ~溺愛は再会とともに~
距離と、気持ちと
…もう12月なんだなぁ…
東京に向かう新幹線に乗り込むと、タクシーの中から見たクリスマスカラーに彩られた街並みを思い出した。
こちらでは製作に没頭する毎日で、ウィークリーマンションと工場の往復しかしていなかったから、季節感を肌で感じていなかったもんね。
…私は山形に移ってから、コンペのためだけに作られたチーム専属の担当さん達と日々話し合いを重ね、予定よりも少し早く作品を作り上げた。
今回、私の担当をしてくれた皆さんは過去の製作でお世話になったことがある方ばかりで、中には私の同期の子もいる。
だからか最初からすんなりと息が合い、皆さんは私の意向を汲もうと、努力を惜しまずに頑張って下さったし、私も皆さんからの専門的なアドバイスを受けて、それを活かしたりもした。
そのお陰で、とても納得のいく作品ができあがったと思う。
あとはコンペ当日を待つのみ!