空色の手紙は執着愛の証 ～溺愛は再会とともに～

よし、今日も無事にお仕事終了！


はぁ…今日は長いような短いような変な一日だったな。
なんて、今は今朝の朝礼が何日も前の事の様に思える。
それだけ冷静になれた、ってことだよね。
ふふ、きっとお昼の霧ちゃんのお陰だ。



「那知、じゃあ先に帰るね！旅行も付き合えなくてホントごめん！気を付けて行ってきて！例のやつ、超祈っとくから！」

「あはは、ありがとう。霧ちゃんも龍綺さんのご実家に行くの、気を付けてね」

「ありがと！じゃっ」

と霧ちゃんは足早にオフィスを出ていった。


そうだ！

明日は旅行だし、気分転換も兼ねて新しいピアスを買って帰ろうっと。
尚人がピアス反対派だったから、ずっと堂々とつけられなかったんだよね。

だから今日からピアスも解禁！
今つけてるのもお気に入りなんだけど、せっかくだし気に入ったのがあればちょっと奮発してでも買っちゃおう！ふふふ