空色の手紙は執着愛の証 ~溺愛は再会とともに~
そして4か月前、旅行の約束をした。
「もう少しで僕達が恋人になって2年だろ?その記念日に旅行に行こう。ほら、那知が一度泊まってみたいって言ってた旅館、あるだろ?そこにしようよ」
「え!でもそこ…2人で泊まるには高いよ、記念日とはいえ…」
「いや、だからこそ、そこにしようよ。最高の記念日にしよう」
「……本当に?…いいの?」
「もちろんいいよ。この旅行から帰ったら、会社でお土産を渡しながら僕達が付き合ってる事を話そうか」
「うん、そうだね」
「那知との旅行、楽しみだな。あっ、じゃあさ、那知が予約してくれる?僕が勝手に予約して、那知の希望と違ってたら困るしさ」
「うん、わかった。それなら私が予約しておくね」
「ありがとう。もちろんお金は僕が出すから」
「いいよ、それは割り勘で…」
「那知、そこは男に甘えるとこだろ?」
「んー…わかった」
「腑に落ちないみたいだね。でもそんなしっかり者の那知が大好きだよ。結婚したら今度は僕がしっかりして、那知を支えてあげるからね」
…って言って抱き締めてくれたのに…
「もう少しで僕達が恋人になって2年だろ?その記念日に旅行に行こう。ほら、那知が一度泊まってみたいって言ってた旅館、あるだろ?そこにしようよ」
「え!でもそこ…2人で泊まるには高いよ、記念日とはいえ…」
「いや、だからこそ、そこにしようよ。最高の記念日にしよう」
「……本当に?…いいの?」
「もちろんいいよ。この旅行から帰ったら、会社でお土産を渡しながら僕達が付き合ってる事を話そうか」
「うん、そうだね」
「那知との旅行、楽しみだな。あっ、じゃあさ、那知が予約してくれる?僕が勝手に予約して、那知の希望と違ってたら困るしさ」
「うん、わかった。それなら私が予約しておくね」
「ありがとう。もちろんお金は僕が出すから」
「いいよ、それは割り勘で…」
「那知、そこは男に甘えるとこだろ?」
「んー…わかった」
「腑に落ちないみたいだね。でもそんなしっかり者の那知が大好きだよ。結婚したら今度は僕がしっかりして、那知を支えてあげるからね」
…って言って抱き締めてくれたのに…