空色の手紙は執着愛の証 ~溺愛は再会とともに~
東京に着くとまず那知の部屋に寄り、1泊分の荷物を持って俺の部屋に来た。
「さ、今日はうちに泊まってもらうからな」
もうそれが朝から嬉しくてしょうがないんだ、俺。
「うん……でも…本当にいいの?毎日忙しくてゆっくり休めてないでしょ?なのに私がお邪魔したら…」
なんて那知は気にしてるけど、邪魔だなんてとんでもない!
「逆だよ。休めてないからこそ那知にいて欲しいんだ。もう、すぐにでも…ほんとに毎日ここに…ずっと隣に那知にいて欲しいよ。那知がいてくれるだけで癒されて頑張れるんだから」
この言葉が心と体に連動して、自然と那知を抱き締めてた。
「ごめんな…俺が忙しくしててゆっくり会えないくせに、癒してくれとか勝手なことばかり言って…」
「ううん……そこまで想ってもらえるって、本当に幸せ者だね、私。ふふ」
「那知……」
「本当に賢太郎さんがいいのなら…私も一緒に暮らしたい。私も一緒にいたいし、忙しい賢太郎さんのお世話もしたいし…癒してあげたいな」
「ありがと……じゃあ明日は引っ越しだな。善は急げだ」
「えっ!明日引っ越し!?…もぉ…早すぎ!ふふっ、あははは」
む。
「那知、笑ってるけど、俺は本気だからな?」
…と、口を尖らせて言うと、那知が腕の中から俺を見上げた。
「ふふふ。うん、本気なのはわかってるよ。こうしてすぐに行動に移してくれるのが嬉しいんだ。あはは」
…なんだ、嬉しいのか。
なんだよもぉ……
「焦っただろ!」
「……え?…何で焦るの?」
って、きょとんとしてるのが可愛くて…
「本気にされてないかと思ったから!」
「っひゃあ!」
那知をお姫さま抱っこして、ベッドルームへと急ぐ。
「もぉ…俺の心、那知に振り回されてばっか」
ベッドに那知をそっと横たわらせると、その脇に座る。
「……そんなことないよ……私の方が賢太郎さんに心乱されてるんだから」
…そう言うと、那知が俺のベッドにごろんとうつ伏せになった。
「はぁ……賢太郎さんの匂いだ……ふふ、ドキドキする……。私ね…賢太郎さんの声にも仕草にもドキドキするの。…賢太郎さんは私を狂わせるの」
「……っ」
「それにね…」と、身体を起こして言う。
「最初から賢太郎さんは他の人と違ってて……賢太郎さんには何もかも抵抗がなかったの。自然と受け入れられるっていうか……まるで私の全ての細胞が賢太郎さんを前から知ってたみたいな感覚……なんて、変なこと言っちゃった。へへ」
「……那知……」
それは今日、まさに勇貴さんが言ってた事そのもので、このタイミングにドキッとした。
でもそうか……那知は本当に俺のことを身体で覚えててくれてるんだ…
ありがとう…すげぇ幸せだよ、俺…
「那知……愛してるよ。早く結婚しような」
「うん、ありがとう。えへへ、嬉しいな」
と可愛く笑う那知がたまらなく愛しくて…起こしたばかりの身体をベッドに押し倒した。
「ひゃっ」
「このベッドで俺の匂いに包まれて抱かれるの、イヤ?」
「ひゃあ!いっ…イヤじゃないけど、あの、お風呂は…」
「イヤじゃないなら…このまま愛させて、那知……もう愛しすぎて心が止められない…愛したくて我慢できない…」
もうカッコつける余裕なんて無くて本音をぶつけた。
「ん……いいよ、恥ずかしいけど……」
「ありがとう。…何も恥ずかしい事なんてないだろ?俺は那知の全てを愛してるんだから」
そう言うと、赤い顔して「ありがと…」ってはにかんだ。
あぁ…俺、本当に那知の全てが大好きだ。
あの頃と気持ちは全く変わってないよ。
「さ、今日はうちに泊まってもらうからな」
もうそれが朝から嬉しくてしょうがないんだ、俺。
「うん……でも…本当にいいの?毎日忙しくてゆっくり休めてないでしょ?なのに私がお邪魔したら…」
なんて那知は気にしてるけど、邪魔だなんてとんでもない!
「逆だよ。休めてないからこそ那知にいて欲しいんだ。もう、すぐにでも…ほんとに毎日ここに…ずっと隣に那知にいて欲しいよ。那知がいてくれるだけで癒されて頑張れるんだから」
この言葉が心と体に連動して、自然と那知を抱き締めてた。
「ごめんな…俺が忙しくしててゆっくり会えないくせに、癒してくれとか勝手なことばかり言って…」
「ううん……そこまで想ってもらえるって、本当に幸せ者だね、私。ふふ」
「那知……」
「本当に賢太郎さんがいいのなら…私も一緒に暮らしたい。私も一緒にいたいし、忙しい賢太郎さんのお世話もしたいし…癒してあげたいな」
「ありがと……じゃあ明日は引っ越しだな。善は急げだ」
「えっ!明日引っ越し!?…もぉ…早すぎ!ふふっ、あははは」
む。
「那知、笑ってるけど、俺は本気だからな?」
…と、口を尖らせて言うと、那知が腕の中から俺を見上げた。
「ふふふ。うん、本気なのはわかってるよ。こうしてすぐに行動に移してくれるのが嬉しいんだ。あはは」
…なんだ、嬉しいのか。
なんだよもぉ……
「焦っただろ!」
「……え?…何で焦るの?」
って、きょとんとしてるのが可愛くて…
「本気にされてないかと思ったから!」
「っひゃあ!」
那知をお姫さま抱っこして、ベッドルームへと急ぐ。
「もぉ…俺の心、那知に振り回されてばっか」
ベッドに那知をそっと横たわらせると、その脇に座る。
「……そんなことないよ……私の方が賢太郎さんに心乱されてるんだから」
…そう言うと、那知が俺のベッドにごろんとうつ伏せになった。
「はぁ……賢太郎さんの匂いだ……ふふ、ドキドキする……。私ね…賢太郎さんの声にも仕草にもドキドキするの。…賢太郎さんは私を狂わせるの」
「……っ」
「それにね…」と、身体を起こして言う。
「最初から賢太郎さんは他の人と違ってて……賢太郎さんには何もかも抵抗がなかったの。自然と受け入れられるっていうか……まるで私の全ての細胞が賢太郎さんを前から知ってたみたいな感覚……なんて、変なこと言っちゃった。へへ」
「……那知……」
それは今日、まさに勇貴さんが言ってた事そのもので、このタイミングにドキッとした。
でもそうか……那知は本当に俺のことを身体で覚えててくれてるんだ…
ありがとう…すげぇ幸せだよ、俺…
「那知……愛してるよ。早く結婚しような」
「うん、ありがとう。えへへ、嬉しいな」
と可愛く笑う那知がたまらなく愛しくて…起こしたばかりの身体をベッドに押し倒した。
「ひゃっ」
「このベッドで俺の匂いに包まれて抱かれるの、イヤ?」
「ひゃあ!いっ…イヤじゃないけど、あの、お風呂は…」
「イヤじゃないなら…このまま愛させて、那知……もう愛しすぎて心が止められない…愛したくて我慢できない…」
もうカッコつける余裕なんて無くて本音をぶつけた。
「ん……いいよ、恥ずかしいけど……」
「ありがとう。…何も恥ずかしい事なんてないだろ?俺は那知の全てを愛してるんだから」
そう言うと、赤い顔して「ありがと…」ってはにかんだ。
あぁ…俺、本当に那知の全てが大好きだ。
あの頃と気持ちは全く変わってないよ。