空色の手紙は執着愛の証 ~溺愛は再会とともに~
ロビーに差し掛かったところで、フロントに戻っていた女将に声をかけられた。
「あら賢太郎、誠爾(せいじ)さんが〝鈴蘭(すずらん)の間〞で待ってるって」
「あぁ、良美さん。ありがとう」
えと、女将…じゃなくて。
「良美さん、こんにちは」
洋装のユニフォームの良美さんにぺこりと頭を下げる。
「こんにちは、那知ちゃん。ウフフ、『東雲さん』じゃなくて那知ちゃんて言えるのが嬉しいわぁ。私はお仕事を通じて那知ちゃんのお人柄も充~分知ってるし、あなた達の味方だからね」
「あっありがとうございます!」
賢太郎さん達の母親代わりである良美さんにそう言ってもらえると心強いな。
「後で私達も伺うわね」
「あぁ、ありがとう。…じゃあ行こうか、那知」
「はい」
良美さんにまたぺこりと頭を下げ、2人でお父様の待つお部屋へ向かった。
「あら賢太郎、誠爾(せいじ)さんが〝鈴蘭(すずらん)の間〞で待ってるって」
「あぁ、良美さん。ありがとう」
えと、女将…じゃなくて。
「良美さん、こんにちは」
洋装のユニフォームの良美さんにぺこりと頭を下げる。
「こんにちは、那知ちゃん。ウフフ、『東雲さん』じゃなくて那知ちゃんて言えるのが嬉しいわぁ。私はお仕事を通じて那知ちゃんのお人柄も充~分知ってるし、あなた達の味方だからね」
「あっありがとうございます!」
賢太郎さん達の母親代わりである良美さんにそう言ってもらえると心強いな。
「後で私達も伺うわね」
「あぁ、ありがとう。…じゃあ行こうか、那知」
「はい」
良美さんにまたぺこりと頭を下げ、2人でお父様の待つお部屋へ向かった。