ハーフ☆ブラザー その瞳もこの唇も、僕よりまいさんの方がいやらしいのに?
「は? じゃあないでしょっ! さわやかな顔して、エッチなことしかしてないんじゃない!? 舞さん休みの日の翌日、だいたいいつも筋肉痛みたいだし!」
……ああ、それは……否定できないけど……。
「女子にとってはカラダのつながりよりココロのつながりのほうが、大事なんだからね! 若いからって、エッチばっかり求めてちゃ、だめなんだよ?」
「えっと……はい」
「で、自覚なさすぎる舞さんに、延々と舞さんの魅力を説いてあげるの。
そうしたら、自分目当てで来てる男性客に対しての対応も、少しは変わってくるだろうし」
「……はい、解りました」
「舞さん、自分の魅力に無頓着すぎるのよ。そこんとこ大地クン、しっかりクギさしておいてね!」
───僕は、まいさんが会議から帰ってくるまでのあいだ、多香子さんからこってり『お説教』された。
なんていうか多香子さんは、僕と同じくらい『まいさん信者』なんだって、思いしらされた時間だった。
……ああ、それは……否定できないけど……。
「女子にとってはカラダのつながりよりココロのつながりのほうが、大事なんだからね! 若いからって、エッチばっかり求めてちゃ、だめなんだよ?」
「えっと……はい」
「で、自覚なさすぎる舞さんに、延々と舞さんの魅力を説いてあげるの。
そうしたら、自分目当てで来てる男性客に対しての対応も、少しは変わってくるだろうし」
「……はい、解りました」
「舞さん、自分の魅力に無頓着すぎるのよ。そこんとこ大地クン、しっかりクギさしておいてね!」
───僕は、まいさんが会議から帰ってくるまでのあいだ、多香子さんからこってり『お説教』された。
なんていうか多香子さんは、僕と同じくらい『まいさん信者』なんだって、思いしらされた時間だった。