ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
青弓亭の看板猫ふたりと甲斐甲斐しく働くルディで、朝食の準備が進められる。ここには毎朝、王都警備隊員の常連がやってくるのだ。
この店は、以前はミメットの兄の山猫のギギリクが料理を作っていたのだが、好奇心旺盛な彼は未知の料理を探す旅に出てしまった。そして、まったく料理ができない……野営の焚き火での料理しかしたことがないミメットが兄の帰りを待ちながら店を守っていた。
当然ながら客が離れてしまったが、一度営業を辞めてしまうと再開の手続きが難しくなってしまう。
そんな事情を知って、ギギリクの元同僚が立ち上がった。中は生で外は黒焦げといったミメットの腕前に付き合って、ある意味身体を張って青弓亭を存続させていたのが王都警備隊員たちなのだ。
そんなミメットも、エリナに基本を教わりながら着実に料理の腕をあげている。
おなかを壊しそうな料理を体力でねじ伏せていた隊員たちが、どんなにエリナに感謝をしたかは推して知るべし、である。
この店は、以前はミメットの兄の山猫のギギリクが料理を作っていたのだが、好奇心旺盛な彼は未知の料理を探す旅に出てしまった。そして、まったく料理ができない……野営の焚き火での料理しかしたことがないミメットが兄の帰りを待ちながら店を守っていた。
当然ながら客が離れてしまったが、一度営業を辞めてしまうと再開の手続きが難しくなってしまう。
そんな事情を知って、ギギリクの元同僚が立ち上がった。中は生で外は黒焦げといったミメットの腕前に付き合って、ある意味身体を張って青弓亭を存続させていたのが王都警備隊員たちなのだ。
そんなミメットも、エリナに基本を教わりながら着実に料理の腕をあげている。
おなかを壊しそうな料理を体力でねじ伏せていた隊員たちが、どんなにエリナに感謝をしたかは推して知るべし、である。