ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「もしもし熊さん、可愛いドリュアドをダンスに誘ってくれないんですか?」
自分で自分のことを可愛いと言っちゃうコレットが、大きな熊の袖を引っ張りながら頬を膨らませたので、アルデルンは「おお、これは美しいお嬢さん、大変失礼いたしました」と彼女を踊りの輪に誘った。
顔は怖いが、アルデルンはれっきとした貴族なので、淑女へのエスコートは完璧でコレットはご機嫌になった。頭の若芽をぴょこぴょこと揺らしながら、花よ、花よと歌っていたら……なんと、そこにつぼみができて、小さなピンク色の花を咲かせてしまった。
「コレット嬢は、花も美しいですな」
「んふふふ、あなたはとってもいい熊さんなのですぅ。コレットの花は幸運の花、熊さんにもこのパーティーに加わった人にも、素敵な幸運が訪れるのですぅ」
「ますます素晴らしい!」
ちっちゃな女の子と熊のダンスは盛り上がり、くるくると回転したり高くリフトしたりと見どころのたくさんあるものになって、ユーディリシェイラミアムスを「うわあ、コレットたちがすごすぎるよ!」と唸らせた。
自分で自分のことを可愛いと言っちゃうコレットが、大きな熊の袖を引っ張りながら頬を膨らませたので、アルデルンは「おお、これは美しいお嬢さん、大変失礼いたしました」と彼女を踊りの輪に誘った。
顔は怖いが、アルデルンはれっきとした貴族なので、淑女へのエスコートは完璧でコレットはご機嫌になった。頭の若芽をぴょこぴょこと揺らしながら、花よ、花よと歌っていたら……なんと、そこにつぼみができて、小さなピンク色の花を咲かせてしまった。
「コレット嬢は、花も美しいですな」
「んふふふ、あなたはとってもいい熊さんなのですぅ。コレットの花は幸運の花、熊さんにもこのパーティーに加わった人にも、素敵な幸運が訪れるのですぅ」
「ますます素晴らしい!」
ちっちゃな女の子と熊のダンスは盛り上がり、くるくると回転したり高くリフトしたりと見どころのたくさんあるものになって、ユーディリシェイラミアムスを「うわあ、コレットたちがすごすぎるよ!」と唸らせた。