ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「スカイヴェン国でもフィフィール国でも、トンネル関係は順調に進んでいるみたいですね」
「そうじゃな。両国の友好事業としての話し合いも進んでいるし、守護妖精が目を光らせていることを周知させているから、私欲に走る者も現れぬであろう」
「フーラアヌ嬢の目から逃れられる者は、この国にはいないでしょう」
イーシーがお茶のお代わりを注ぎながら言った。
「帰りもまた、トンネルを走るのですか?」
「いいえ、お土産に海産物を買って帰るから、ルディさんに空を飛んでもらいます。新鮮が命だからにゃん!」
エリナはきゅっとこぶしを握った。
「夜はマグロのお刺身と金目鯛の煮付けと舌平目のムニエルと貝の炊き込みご飯と……」
「待ってエリナ! 美味しそう過ぎておなかがなってしまうわ!」
たまりかねたルールーが叫んだ。
「そうじゃ、そんなことを耳にしたら、ひと口ずつ味見したくなってしまうじゃろう! エリナたんの海鮮料理は間違いなく最高に美味しいであろうからな! うう、つらい、つらたんなのじゃ……」
フーラアヌも身をよじりながら訴えた。
「そうじゃな。両国の友好事業としての話し合いも進んでいるし、守護妖精が目を光らせていることを周知させているから、私欲に走る者も現れぬであろう」
「フーラアヌ嬢の目から逃れられる者は、この国にはいないでしょう」
イーシーがお茶のお代わりを注ぎながら言った。
「帰りもまた、トンネルを走るのですか?」
「いいえ、お土産に海産物を買って帰るから、ルディさんに空を飛んでもらいます。新鮮が命だからにゃん!」
エリナはきゅっとこぶしを握った。
「夜はマグロのお刺身と金目鯛の煮付けと舌平目のムニエルと貝の炊き込みご飯と……」
「待ってエリナ! 美味しそう過ぎておなかがなってしまうわ!」
たまりかねたルールーが叫んだ。
「そうじゃ、そんなことを耳にしたら、ひと口ずつ味見したくなってしまうじゃろう! エリナたんの海鮮料理は間違いなく最高に美味しいであろうからな! うう、つらい、つらたんなのじゃ……」
フーラアヌも身をよじりながら訴えた。