ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「うちと提携するお店で、この料理を出してもいいかしら? もちろん、レシピを提供してくれるエリナには正式な契約と謝礼を……」
「あ、そういうのは要らないにゃんよ」
エリナはルールーにウインクをしようとして失敗した。子猫のまばたきが可愛くてルールーは笑いそうになったが、言葉の意味を考えてはっとした。
「要らないなんて、そういうわけにはいかないわ」
「大丈夫。それよりも、お魚の料理をお店で出しながらお客さんに作り方を広めて欲しいにゃ。他のお店でも、家庭料理でも美味しく作れるようにしたら、ルールーのお店でお醤油もたくさん売れるにゃんよ」
美味しい味付けでみんな幸せになれるにゃーん、にゃんにゃんにゃん、とエリナは楽しそうに口ずさんだ。
「あ、そういうのは要らないにゃんよ」
エリナはルールーにウインクをしようとして失敗した。子猫のまばたきが可愛くてルールーは笑いそうになったが、言葉の意味を考えてはっとした。
「要らないなんて、そういうわけにはいかないわ」
「大丈夫。それよりも、お魚の料理をお店で出しながらお客さんに作り方を広めて欲しいにゃ。他のお店でも、家庭料理でも美味しく作れるようにしたら、ルールーのお店でお醤油もたくさん売れるにゃんよ」
美味しい味付けでみんな幸せになれるにゃーん、にゃんにゃんにゃん、とエリナは楽しそうに口ずさんだ。