ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
そんな会話をしながら下ごしらえをしていると、青弓亭の扉がノックされた。
「はーい……おや、パティじゃないか、どうしたんだい?」
ミメットが扉を開けると、表情が優れない子犬のパティが立っていた。
「あの、お願いがあるの。おばあちゃんに、柔らかくて身体にいいお魚を食べさせてあげたいの」
その様子がただ事ではないと思ったミメットは、パティを中に入れて座らせた。
「詳しい話を聞かせておくれよ」
「はい。おばあちゃんが、ここのところあまりごはんを食べなくなったの。もしかするとお魚なら食べられるかもしれないって思って、お願いしに来たんです」
ミメットがはっと息を呑み、「そういうことか」と呟くと怪訝な顔のエリナに言った。
「エリナ、まかない分に余裕があっただろう? 金目鯛の煮付けを持って行っておやりよ」
「いいんですか、姉さん」
「あのおばあさんは大事な青弓亭の常連さんだからね。あたしからも頼むから、パティと一緒に行ってきておくれ」
「ありがとう、姉さん!」
「はーい……おや、パティじゃないか、どうしたんだい?」
ミメットが扉を開けると、表情が優れない子犬のパティが立っていた。
「あの、お願いがあるの。おばあちゃんに、柔らかくて身体にいいお魚を食べさせてあげたいの」
その様子がただ事ではないと思ったミメットは、パティを中に入れて座らせた。
「詳しい話を聞かせておくれよ」
「はい。おばあちゃんが、ここのところあまりごはんを食べなくなったの。もしかするとお魚なら食べられるかもしれないって思って、お願いしに来たんです」
ミメットがはっと息を呑み、「そういうことか」と呟くと怪訝な顔のエリナに言った。
「エリナ、まかない分に余裕があっただろう? 金目鯛の煮付けを持って行っておやりよ」
「いいんですか、姉さん」
「あのおばあさんは大事な青弓亭の常連さんだからね。あたしからも頼むから、パティと一緒に行ってきておくれ」
「ありがとう、姉さん!」