ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「まあ、エリナちゃんじゃないの」
「こんにちは、おばあさん」
犬のおばあさんはにっこりと笑って「ちょうどエリナちゃんとパティの花飾りを作っていたところなのよ。来年の花祭りの日に、胸に飾るブローチにしようと思ってね」と言った。
「来年の花祭りですか?」
エリナは『だいぶ先のことになるのに……気が早いにゃんね』と不思議に思った。
「このところ、脚の具合が良くなくてお店に行かなくてごめんなさいね」
「そんな、いいんです。元気になったらまた食べに来てにゃん」
「そうよ、おばあちゃん、エリナちゃんのお魚料理を食べたらきっとよくなるよ」
犬のおばあさんは「そうだねえ」と微笑んだ。そして、犬のお母さんが持ってきた煮付けを見て「あらまあ、家に居ながら青弓亭のお料理をいただけるの? わたしは果報者だわねえ」と喜び、「ありがとうね、エリナちゃん」と子猫の頭を優しく撫でた。
「こんにちは、おばあさん」
犬のおばあさんはにっこりと笑って「ちょうどエリナちゃんとパティの花飾りを作っていたところなのよ。来年の花祭りの日に、胸に飾るブローチにしようと思ってね」と言った。
「来年の花祭りですか?」
エリナは『だいぶ先のことになるのに……気が早いにゃんね』と不思議に思った。
「このところ、脚の具合が良くなくてお店に行かなくてごめんなさいね」
「そんな、いいんです。元気になったらまた食べに来てにゃん」
「そうよ、おばあちゃん、エリナちゃんのお魚料理を食べたらきっとよくなるよ」
犬のおばあさんは「そうだねえ」と微笑んだ。そして、犬のお母さんが持ってきた煮付けを見て「あらまあ、家に居ながら青弓亭のお料理をいただけるの? わたしは果報者だわねえ」と喜び、「ありがとうね、エリナちゃん」と子猫の頭を優しく撫でた。