ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
さて、白い尻尾を誇らしげに振るエリナは、青弓亭に行く道でたくさんの人に声をかけられた。
「おお、エリナちゃんよ、もうちょいとそいつを見せておくれよ!」
「こりゃまた、毛艶のいい立派な尻尾じゃないか!」
「よかったなあ、綺麗な尻尾で大人っぽく見えるなあ」
「ありがとう、皆さん」
いつものようにルディに抱っこされたエリナは、ゆらゆらと尻尾を揺らしてお礼を言った。顔馴染みのおばさんが、香ばしい香りを放つ木の実をエリナに見せた。
「この木の実をおやつに食べるといいさ、尻尾にさらに艶が出るよ」
「わあ、いつもありがとうございます、いただきますね」
「なあに、エリナのような可愛い子猫がおやつに食べる木の実だからと、とても人気が出ているんだよ」
美味しい炒った木の実を売っているおばさんが一包み、ルディの持つ『おやつ入れバッグ』に入れてくれる。ちなみにこの花の刺繍が美しい手作りのバッグは、以前エリナ贔屓のご婦人が作ってくれたものなのだ。便利なのでルディが毎朝持ち歩いていた。
こうして、尻尾を褒められるたびに美味しいおやつがバッグに入って、いっぱいになる頃に子猫の仕事場である青弓亭に到着した。
「おお、エリナちゃんよ、もうちょいとそいつを見せておくれよ!」
「こりゃまた、毛艶のいい立派な尻尾じゃないか!」
「よかったなあ、綺麗な尻尾で大人っぽく見えるなあ」
「ありがとう、皆さん」
いつものようにルディに抱っこされたエリナは、ゆらゆらと尻尾を揺らしてお礼を言った。顔馴染みのおばさんが、香ばしい香りを放つ木の実をエリナに見せた。
「この木の実をおやつに食べるといいさ、尻尾にさらに艶が出るよ」
「わあ、いつもありがとうございます、いただきますね」
「なあに、エリナのような可愛い子猫がおやつに食べる木の実だからと、とても人気が出ているんだよ」
美味しい炒った木の実を売っているおばさんが一包み、ルディの持つ『おやつ入れバッグ』に入れてくれる。ちなみにこの花の刺繍が美しい手作りのバッグは、以前エリナ贔屓のご婦人が作ってくれたものなのだ。便利なのでルディが毎朝持ち歩いていた。
こうして、尻尾を褒められるたびに美味しいおやつがバッグに入って、いっぱいになる頃に子猫の仕事場である青弓亭に到着した。