anniversary

anniversary 3

彼から、小さくて「可愛い」ハートの棒チョコのホワイトチョコを貰った。私が選んだヤツと同じメーカーのヤツだとわかった。「バレンタインにチョコくれてありがとう」嬉しかったから「お返し」と言われた。それを聞いてバレンタインデーにチョコあげて「良かったよー」と思う。やはり彼は『チョコ好き』だから、お裾分けにくれたんだ。と、自分の行いにガッツポーズ。一人で浸っていたら、気持ちはどう解釈すれば良いですか?と聞かれて、意味不明な顔をしていたら「好意はどんな形をしてますか?」と聴かれた。頂いたハートの形をしたチョコを口許に私は、それでも意味不明という顔をしてたら「イースターの出逢いから」運命って思ったの自分だけかぁー?と、彼のテンションが下がった。つまり「好きです」とコクられてしまった。えぇーとパニクる私を見つめる彼の気持ちが綺麗な心だと想えて、適当なことを言ってはイケないと自戒する。「頭を整理するので少し」時間をください。と、諦め顔の彼が「どきり」とする事を言った。かまわないけれども「いつまで」自分は待てば良い?と顔を覗きこむから、運命を信じたいと想った私は「イースターまで」待ってくださいと言葉を放った。
出逢いのイースターで、運命をはっきりさせようと私は彼と自分自身に、大切に伝えた。



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