私の白王子と黒王子
類は蓮がしたのと同じように、耳から順番に唇を這わせていった。


でもちょっと強引だった蓮とは違って、類はとても優しい。


類の唇が触れた箇所はくすぐったいけど、それが心地よくてどうにかなってしまいそうだった。


「んんッ……」


そして胸元のボタンが1つ1つ外されて、私の下着があらわになる。


見られるだけでも恥ずかしいのに、類の唇は鎖骨から中央を段々と下がっていく。


体の芯が熱くなるような感じがして、私は足をモゾモゾさせた。
< 30 / 60 >

この作品をシェア

pagetop