契約シンデレラ
都内の照明に照らされた車道を走りながら、俺は1人ニタニタと笑っていた。
まさかの母が晶との交際に反対しないなんて言うとは思ってもみなかった。
だからといって賛成されたわけではないし、特に今は咲奈のお父さんの援助のおかげで救われている。
決して咲奈を利用しようと思っているわけではないが、晶と共に生きると決心するからには、なんだかのリスクを背負うことになる。
それがお母さんの言う俺たちに覚悟があるのならと言う言葉に裏付けられている。
それでも、俺と晶はともに生きていこうと誓った。
その後会社のトラブルがあり多少状況は変わってきているが、共に生きたいと言う気持ちに変わりはないと信じている
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