契約シンデレラ
圭史さんとの同居は相変わらず続いている。
仕事も龍ヶ崎建設秘書課のまま。
ただ違うのは、契約の関係から本物の恋人同士になったこと。
以前『付き合いことには反対しないが結婚はしかるべき家のお嬢さんとさせるつもりだ』とおっしゃっていたお母様もなぜか認めてくださって、私と圭史さんは公私ともにパートナーとなった。
「仕事が忙しすぎるんじゃないの?」
「いえ、そんなことは・・・」
最近は体調もあまりよくないことがありお母様も心配してくださっているのだろう。
「結婚しても仕事を続けるつもりなの?」
「いえ、今後任を選んでもらっているところです」
圭史さんとの交際が認められ龍ヶ崎建設の危機も回避すると、今度は圭史さんと私の結婚話が持ち上がった。
圭史さんの年齢と立場を考えれば不思議な話ではないけれど、あまりの急展開に私は驚くばかり。
それでも好きな人と一緒にいられるのは幸せなことで、反対する理由もなかった。
仕事も龍ヶ崎建設秘書課のまま。
ただ違うのは、契約の関係から本物の恋人同士になったこと。
以前『付き合いことには反対しないが結婚はしかるべき家のお嬢さんとさせるつもりだ』とおっしゃっていたお母様もなぜか認めてくださって、私と圭史さんは公私ともにパートナーとなった。
「仕事が忙しすぎるんじゃないの?」
「いえ、そんなことは・・・」
最近は体調もあまりよくないことがありお母様も心配してくださっているのだろう。
「結婚しても仕事を続けるつもりなの?」
「いえ、今後任を選んでもらっているところです」
圭史さんとの交際が認められ龍ヶ崎建設の危機も回避すると、今度は圭史さんと私の結婚話が持ち上がった。
圭史さんの年齢と立場を考えれば不思議な話ではないけれど、あまりの急展開に私は驚くばかり。
それでも好きな人と一緒にいられるのは幸せなことで、反対する理由もなかった。