契約シンデレラ
幼馴染の理央は子供の頃からインドア派だった。
外で遊ぶより家の中で絵をかいているのが好きな子で、中学の頃から学校は休みがち。
そんな理央は高校になった頃から漫画を描いていた。
そして、理央が高校3年生の時に応募したコンテストで入賞し、仕事として漫画を描くようになった。
もちろん売れっ子漫画家ってわけではないから仕事にも波があるようで、生活していくのがやっとだと理央自身も言うけれど、それでも好きなことをして暮らしている理央を私はうらやましいと思う。
「そう言えば、お兄ちゃんが連絡欲しいって言っていたわ」
「え、真也さんが?」
「うん、晶に話があるんですって」
「へえー、そうなんだ」
真也さんは理央のお兄さんで、小さいころからかわいがってもらった人。
そして、私にとっては初恋の人でもある
外で遊ぶより家の中で絵をかいているのが好きな子で、中学の頃から学校は休みがち。
そんな理央は高校になった頃から漫画を描いていた。
そして、理央が高校3年生の時に応募したコンテストで入賞し、仕事として漫画を描くようになった。
もちろん売れっ子漫画家ってわけではないから仕事にも波があるようで、生活していくのがやっとだと理央自身も言うけれど、それでも好きなことをして暮らしている理央を私はうらやましいと思う。
「そう言えば、お兄ちゃんが連絡欲しいって言っていたわ」
「え、真也さんが?」
「うん、晶に話があるんですって」
「へえー、そうなんだ」
真也さんは理央のお兄さんで、小さいころからかわいがってもらった人。
そして、私にとっては初恋の人でもある