契約シンデレラ
圭史さんの運転する高そうな外車に乗り、会社から10分ほどで着いた高級マンション。
すぐに地下駐車場に入ったために建物を外から見ることはできなかったけれど、とても広くてセキュリティーがしっかりしている印象だ。
「行くぞ」
「あ、はい」
すでに車を降り歩き出そうとしている圭史さんに声をかけられ、私も後を追う。
地下の駐車場からエレベーターに乗り、そのまま上層階へ。
ラグジュアリー感漂う内装のエレベーターは当然のように静かで高速。
あっという間に到着して扉が開いた。
到着時の階数表示は45階を示していたから、もしかしたらここは最上階なのかもしれない。
「うわ、スゴ」
エレベーターから一歩踏み出した瞬間、私は声に出してしまった。
ククク。
私の反応がよほど面白いのか、圭史さんが笑っている。
「あの、ここって・・・」
驚きのあまり何をどう聞いていいのかわからず、言葉が続かない。
「話は部屋に入ってからにしようか」
「え、ええ」
すぐに地下駐車場に入ったために建物を外から見ることはできなかったけれど、とても広くてセキュリティーがしっかりしている印象だ。
「行くぞ」
「あ、はい」
すでに車を降り歩き出そうとしている圭史さんに声をかけられ、私も後を追う。
地下の駐車場からエレベーターに乗り、そのまま上層階へ。
ラグジュアリー感漂う内装のエレベーターは当然のように静かで高速。
あっという間に到着して扉が開いた。
到着時の階数表示は45階を示していたから、もしかしたらここは最上階なのかもしれない。
「うわ、スゴ」
エレベーターから一歩踏み出した瞬間、私は声に出してしまった。
ククク。
私の反応がよほど面白いのか、圭史さんが笑っている。
「あの、ここって・・・」
驚きのあまり何をどう聞いていいのかわからず、言葉が続かない。
「話は部屋に入ってからにしようか」
「え、ええ」