契約シンデレラ
地下駐車場から乗り込んだエレベーターは45階フロアに止まった。
そして降り立った45階に部屋への入口は一つしかなくて・・・
「ここは最上階のペントハウスなんだ。だからこのフロアに住んでいるのは俺だけだ」
「ペントハウス、ですか」
もちろん私だってペントハウスの存在は知っている。
高級マンションの最上階にある特別な部屋で、とにかく豪華で高いお部屋。
見たことも入ったことのもないけれど、聞いたことくらいはある。
「マンション自体もうちの会社が建設にかかわっている物件だし、もともとこの土地も母が実家から受け継いだものなんだよ。そんな縁もあって最上階のペントハウスに俺が住むことになったんだ」
「へー、そうなんですか」
一応相槌は打ったものの、別世界の話のようでまったく理解できない。
ただわかったのは、圭史さんがものすごいお金持ちだってこと。
とてもじゃないけれど、パートナーを務める自信がなくなってきた。
そして降り立った45階に部屋への入口は一つしかなくて・・・
「ここは最上階のペントハウスなんだ。だからこのフロアに住んでいるのは俺だけだ」
「ペントハウス、ですか」
もちろん私だってペントハウスの存在は知っている。
高級マンションの最上階にある特別な部屋で、とにかく豪華で高いお部屋。
見たことも入ったことのもないけれど、聞いたことくらいはある。
「マンション自体もうちの会社が建設にかかわっている物件だし、もともとこの土地も母が実家から受け継いだものなんだよ。そんな縁もあって最上階のペントハウスに俺が住むことになったんだ」
「へー、そうなんですか」
一応相槌は打ったものの、別世界の話のようでまったく理解できない。
ただわかったのは、圭史さんがものすごいお金持ちだってこと。
とてもじゃないけれど、パートナーを務める自信がなくなってきた。