放課後の片想い
「シスコン!!??」
「あっごめん。言っちゃった」
ついつい本音が出てしまった様子の桜。
「へぇ〜バスケのエースくんはシスコンなんか。日和ちゃんの周りは面白い子多いね♪」
「足立くん!」
さっきの話聞かれてた!?
《付き合ってるフリ》バレてないかな!?
ドキドキ…
そういえば
「ひなちゃんがバスケのエースなんですか?」
「そうだよ。バスケ界じゃ有名♪だからこうして他校にもファンが多いんじゃね?」
そうなんだ。
ひなちゃん、やっぱりすごいんだなぁ。
「そんなエースくんが日和ちゃんの弟でさらにシスコンとはたまんないね」
面白過ぎるとワクワクする足立。
「桜ちゃんも足立くんも、ひなちゃんの事シスコンシスコンって!そんな事ないよ!!」
「いや、あれは確実にシスコンやで」
うんうんと頷きながら言う桜ちゃん。
「シスコンって別に悪い意味とかじゃないよ?お姉さんの事大切に思ってるってむっちゃ良い事やん?羨ましいぐらい」
やっぱり桜ちゃんは優しい。
「ただ、ちょっと日和に対して過保護な気もするけどね」
はぁぁー…そうなのかなぁ。
「何の話かわかんねぇけど、とりあえず悠に任せておけばいいんじゃないかな」
足立くんがそう言ってくれて、少しだけ安心が出来た。
「てか、お昼の時間なくなるよ?」
私たちは時計を見た。
「本当だ!!」
「じゃあ足立くん、またね!」
私たちはお昼を食べるためにいつもの場所へ向かおうとした。
グイッ
足立くんが桜ちゃんの腕を引っ張った。
「痛っ…」
「あっわりぃ」
急いで手を離す足立くん。
「桜ちゃんだよね?悠の幼馴染みの」
「そうやけど何?」
「連絡先教えて」
「え?なんで急に」
「連絡取りたいから」
「は?意味わからへんから」
「いいからスマホ貸して」
「ちょっと…!!」
足立くんは慣れた手つきで桜ちゃんのスマホを操作して連絡先を無理矢理?交換した。
「じゃねー♪桜ちゃん。また連絡する」
「ちょっと…!!」
足立くんは手をひらひらさせて去っていった。
「あっごめん。言っちゃった」
ついつい本音が出てしまった様子の桜。
「へぇ〜バスケのエースくんはシスコンなんか。日和ちゃんの周りは面白い子多いね♪」
「足立くん!」
さっきの話聞かれてた!?
《付き合ってるフリ》バレてないかな!?
ドキドキ…
そういえば
「ひなちゃんがバスケのエースなんですか?」
「そうだよ。バスケ界じゃ有名♪だからこうして他校にもファンが多いんじゃね?」
そうなんだ。
ひなちゃん、やっぱりすごいんだなぁ。
「そんなエースくんが日和ちゃんの弟でさらにシスコンとはたまんないね」
面白過ぎるとワクワクする足立。
「桜ちゃんも足立くんも、ひなちゃんの事シスコンシスコンって!そんな事ないよ!!」
「いや、あれは確実にシスコンやで」
うんうんと頷きながら言う桜ちゃん。
「シスコンって別に悪い意味とかじゃないよ?お姉さんの事大切に思ってるってむっちゃ良い事やん?羨ましいぐらい」
やっぱり桜ちゃんは優しい。
「ただ、ちょっと日和に対して過保護な気もするけどね」
はぁぁー…そうなのかなぁ。
「何の話かわかんねぇけど、とりあえず悠に任せておけばいいんじゃないかな」
足立くんがそう言ってくれて、少しだけ安心が出来た。
「てか、お昼の時間なくなるよ?」
私たちは時計を見た。
「本当だ!!」
「じゃあ足立くん、またね!」
私たちはお昼を食べるためにいつもの場所へ向かおうとした。
グイッ
足立くんが桜ちゃんの腕を引っ張った。
「痛っ…」
「あっわりぃ」
急いで手を離す足立くん。
「桜ちゃんだよね?悠の幼馴染みの」
「そうやけど何?」
「連絡先教えて」
「え?なんで急に」
「連絡取りたいから」
「は?意味わからへんから」
「いいからスマホ貸して」
「ちょっと…!!」
足立くんは慣れた手つきで桜ちゃんのスマホを操作して連絡先を無理矢理?交換した。
「じゃねー♪桜ちゃん。また連絡する」
「ちょっと…!!」
足立くんは手をひらひらさせて去っていった。