放課後の片想い

一歩踏み出す

夏休みに入ってはや1週間。


あれから鈴原くんとは連絡を取っていない。


何かしとかないと落ち着かなくて、結果ずっと勉強に明け暮れる日々。




ブーッ

『日和!何してる?』


桜ちゃんから。



『夏休みの宿題してたよ』


ブーッ

『今補習終わったんやけど、よかったらお茶でもしない?』



行く!!


急いで返事を打つ。

『行くー!駅前で待ち合わせる?』




部屋着から急いで着替える。




聞いてほしい話がたくさん!




「あつ…」




ブーッ

『駅前のカフェ空いてたから先入ってるねー♪』


「桜ちゃん、着いたんだ!急がなきゃ」



駅前まで走った。

早く桜ちゃんに会いたい。
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